活用事例 塗装

パパラボの2次元色彩計は、人の目に極めて近い感度を持ったカメラ方式を採用しています。
測定範囲を指定することにより検査員による誤差の低減が出来、検査、画像データを残すことが出来るので、出荷後の品質保証に使用することもできます。

異素材間の色ズレを数値化

エコカーブームの波とともに多種多様な素材を組み合わせた車が一般化してきました。
パパラボの2次元色彩計なら、異素材間の色ズレ検査を簡略化することができます。

フリップフロップ現象の数値化が可能

自動車の印象を決定づける光輝感をグラフ化することにより測定することができます。

STEP1:測定を行いたい車体の塗装部分を撮影

検査したい自動車の撮影をします

検査したい自動車の塗装箇所を2次元色彩計で撮影します。
非接触および広範囲での撮影ができるため、フリップフロップの数値化も可能です。
フラット照明でマルチアングル撮影をすることにより、アルミフレークやパール顔料を用いた塗装も人の目が感じる色、質感と近い評価関数を導くことも可能です。

STEP2:測定の設定

測定範囲は自由に選べます

STEP1で撮影した画像上で測定範囲を指定します。

例えば・・・
①バンパーとフェンダーの色ズレ検査
②フェンダーとフロントドアの色ズレ検査
③フロントドアの色ムラ・フリップフロップの検査
④測定範囲の幅を狭くすることも可能
⑤測定範囲の幅を広くすることも可能

STEP3:色のプロファイル、色分布一致度の測定

色や色ムラ、質感をグラフ・数値で検証

STEP2で指定した測定範囲の⊿Eの変化とLab値の各値を示したグラフを表示します。
視点からの色差(⊿E)を見ることで、異なる素材における発色の違いを検証・検査できます。
メタリック感など質感を含んだ色を比較したい場合は、弊社独自の指標「色分布一致度」で測定することが出来ます。

インライン化

製造ラインのロボットアームに取り付けることが出来ます。

製造ラインに組み込めば、全品検査も可能です。
RC-300なら1秒間に30枚撮影が可能なので、ロボットアームの機械制御と合わせることでより広範囲を全品検査することが出来ます。

製品情報


塗装色 色違い検査装置
お客様ごとに色検査システムをご提案します。

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