活用事例 印刷

商品のパッケージ印刷でも、2次元色彩計はその効果を十分に発揮します。
カラーパッチなしで絵柄を合わせられ、店頭に商品が並んだときにロット違いによるパッケージの色ズレを防ぐことが出来ます。

絵柄同士での色のズレを測定

軟包装フィルムやパッケージ印刷では、印刷対象の製品などの色が重要です。
パパラボの2次元色彩計なら絵柄同士の色比較を色分布測定とその分布の一致度を測定することが出来ます。

実物と印刷物の比較も可能

2次元色彩計はカメラ方式のため、印刷原本の代わりに実物を撮影して印刷物との比較も可能です。

STEP1:基準となる印刷物を撮影

基準となる印刷物(プルーフ)を撮影します。
過去に撮影した基準品画像を読み込むこともできます。

STEP2:検査する印刷物を撮影

検査する印刷物を撮影します。
STEP1で取り込んだ基準画像をモニターに表示することが出来るので(オーバーレイ機能)簡単に位置合わせをすることが出来ます。
検査する印刷物はプルーフと大きさや材質が異なっていても比較することが出来ます。

STEP3:2枚の画像を重ね合わせ、検査品の色ズレを確認

色や色ムラ、質感をグラフ・数値で検証

領域ごとに検査結果が数値で表示されます。
絵柄を含んだ色は、弊社独自の指標である「色分布一致度」で測定することが出来ます。
・グリッド幅の調節が可能です。
・閾値を任意で設定可能です。
・測定結果と撮影した画像は保管可能です。
・ネットワークを利用すれば、立会い検査工程を本社やクライアントのPCモニター上※1で実施可能です。
・CMYKやLabの各パラメータのゲイン表示※2が可能です。

※1)キャリブレーションされた広色域モニターを推奨します。
※2)インクの種類や印刷対象の性質、気候などに左右される為、あくまで参考値となります。

製品情報


PPLB-210
色・絵柄検査装置

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